firefoxとCPU使用率 [Vine5, X200s]

firefoxの速さについての話。

ブラウザ firefox (Vine のパッケージだと Fx for Vine Linux , 3.5.16)で多数のページを同時に開いたときのCPU使用率を見てみました。

グラフの真中くらいでページを開きはじめました。データのダウンロードが始まり、CPU使用率があがります。
何か特徴あるパターンになっています。拡大してみましょう：

2本の線が互い違いに上に行ったり下に行ったりしてます。

いま使っているThinkPad X200sのCPUは Intel Core2Duo SL9600です。"Core2Duo"っていうくらいで、1つのCPUにコアが2つ（グラフではCPU1, CPU2)あり、大雑把にいうとそれぞれ独立してあわせて2個分のCPUとして働きます。
ところが、上のグラフで見ると、

• CPU1の使用率が上がっている→CPU2の使用率は下がっている
• CPU2の使用率が上がっている→CPU1の使用率は下がっている

となっていて、作業がうまく分担されていない感じです。

 

ちなみに、「速い」と評判のchromiumではこんな感じ：

こちらは、CPU1, CPU2 ともに100%近くまで稼働しています。2つのグラフの違いはそれぞれのブラウザの設計の違いが表れているのかもしれません。

 

タグ：Firefox Vine Linux ThinkPad X200s Core2Duo SL9600 chromium

コメント 2

面白いですね。この現象。
何か設定とか patch とかで改善でなきないんでしょうかね??
by kazu (2011-03-12 01:19) 

コメントありがとうございます。
ほんとに、これを何とかできればfirefoxももっと軽快に動くかもしれませんね。 firefox ver.4 はどうなっているのでしょう、関心があります。
コメントをいただいてから3ヶ月近くたってしまいました。公開が遅くなりましたことをお詫びいたします。
by tkonishi (2011-06-05 23:38)