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(続) zshのキーバインド [Vine5.2]

zshのキーバインドについて、続き。

先日書いたのは、

X200sにインストールしたVine 5.2上でzshを使用したとき、CTRL-P,CTRL-Nの挙動が標準と違うようだ、

という話でした。

zshの個人環境設定は、他のUNIXコマンド同様に ホームディレクトリ上にあると思いましたので、

grep bind .z*

を実行してみました。すると、ありました。

.zshrc:bindkey "^P" history-beginning-search-backward-end
.zshrc:bindkey "^N" history-beginning-search-forward-end

ここでCTRL-PとCTRL-Nに標準とは違う機能が割付けられていたのでした。

 ふと気になって、この~/.zshrcと、新規ユーザー用のテンプレートとを比べてみます:

diff /etc/skel/.zshrc .zshrc

…差がないようです。

つまり、

Vine 5.2 の新規ユーザー用のテンプレート/etc/skel/.zshrc にて CTRL-P, CTRL-Nのカスタマイズが為されている

 ということでした。

このカスタマイズの理由はよくわかりません。

CTRL-N,CTRL-Pを標準の割り当てで使いたい場合には、上にあげた2行の先頭に半角の#記号を入れることでコメントアウトします:

cp .zshrc .zshrc.org
emacs .zshrc

# bindkey "^P" history-beginning-search-backward-end
# bindkey "^N" history-beginning-search-forward-end

 


タグ:zsh Vine Linux
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