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ImageJ を Vine Linuxで使う [Vine 5.2]

画像解析ツール ImageJ (NIH Imageの後継版)を Vine Linux 5.2 にインストールしてみました。

 

  • まず ImaegeJ オフィシャルサイトへ行きます。
  • "Download"ページを開き、"Linux" のところを読みます。
  • (Instruction)のリンクを開きます。ここに、インストールの仕方が書いてあります。
  • 32ビット版か64ビット版、適当な方をダウンロード
  • あとは、rootになって
    • 適切なディレクトリにtar を展開 ( /usr/local/share にしました。他でも可と思います。)。ここに ImageJというディレクトリが出来ます。
      # cd /usr/local/share
      # tar zxvf ij144-linux64.tar.gz
      # cd ImageJ
      # chmod go+wx .
    • ここで 
      ./run
      とすればImageJが起動します。
      run は下記のような簡単なスクリプト:
      # cat run
      ./jre/bin/java -Xmx512m -jar ij.jar

    • 以上でとりあえず動きました。
      これでもよいのですが、"run" の他にもう一つ、詳しい実行用のスクリプト "script" が付属しているので、これも使ってみます。
      エディタで開いて変数を適当に書き直します:

      # cp script imagej
      # emacs imagej

      変更内容は以下:
      32c32,33
      < ij_path='/local/ImageJ'
      ---
      > #ij_path='/local/ImageJ'
      > ij_path='/usr/local/share/ImageJ'
      34c35,36
      < ij_path_dev='/home/jjackson/ImageJ'
      ---
      > #ij_path_dev='/home/jjackson/ImageJ'
      > ij_path=${ij_path}
      43c45,46
      <     java_home_Linux_x86_64="${ij_path}/jre64"
      ---
      >     java_home_Linux_x86_64=${java_home_Linux}
      > #    java_home_Linux_x86_64="${ij_path}/jre64"

      最後のは、64ビット版に同梱されているjavaの収められているサブディレクトリ名が jre64 ではなく jre となっていたので、それに対応したものです。(後に変更されるかもしれません。)
  • 上記で編集した実行用スクリプト imagej をパスの通った場所へ:
    # ln -s /usr/local/share/ImageJ/imagej /usr/local/bin

以上です。

 起動するとこんなパネルが出ます:

Screenshot-ImageJ.png

 

メニューのFile>Open samples にあるサンプル画像はリモートからダウンロードするようです。


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